テレワークやスーパーフレックスという言葉が世の中に浸透してきた現在。
「通勤時間の削減」「コアタイムがない」などから、趣味や子育ての時間を捻出しやすく、プライベートとの両立を図れるようになりました。
「9−17時で仕事終わり!パソコン持ち出し禁止!続きは明日!」
そんなスタイルが懐かしいですね。
ただ、その理想通り、働けているでしょうか…?
結論:「重要度」×「緊急度」の2軸でセルフマネジメントを!
なにかと自由になってきた働き方。
ただ、自由すぎるのも考えものです。
より良い人生にしていくために時間を上手く使っていきましょう!
夢と現実のギャップ!「自由」の幻想
- 緊急案件や着電に縛られて、予定していた仕事が進まなかったり
- テレビ等の誘惑に負けてダラダラしてしまったり
- 際限がないために、就寝前まで仕事を続けてしまったり
テレワークでメリハリがつけられず、苦しんでしまうことはありませんか。
「自由」は、一定を越えると秩序の崩壊につながります。
上手く味方につけて、ライフワークバランスをより良くしていくためには、「仕事の優先順位を決める」ことが重要です。
【重要度×緊急度】 失敗しないマネジメント
仕事の優先順位を決めて行くときに、「重要度×緊急度」の指標を用います。
一度は目にしたことがありますよね。
この表が示すものは
トラブル、クレーム、締め切りが近い
②「緊急ではない」が「重要」
計画、自己啓発、人脈づくり、①の予防
③「緊急」だが「重要ではない」
不要な報告書や会議、メール、電話、事務処理
④「緊急ではない」し「重要でもない」
世間話、暇つぶし
普通、業務の順番としては緊急度を優先するので、「①⇨③⇨②⇨④」となりますよね。
しかしながら、実際の日々は「①と③のみ」に圧迫されていきます。
皆さんはいかがですか?先週の業務を振り返ってみてください。
「…今週は①と③しかやっていない!」そんな方も少なくないのではないでしょうか。
「緊急」に振り回される。うーんストレス。
①と③を行ったり来たりしている間に、②にいた業務が③にきてしまったり…「緊急」に追われ続ける負のスパイラルです。
①と③の活動をずっとしていると、人間は最もストレスを溜めてしまうそうです。
②は能動的に行う一方、①と③は急かされるがまま受動的に行うため、追い詰められてしまうからですね。
最近仕事つらいな…という方は、ぜひ振り返ってみてください。
①と③、多くないですか?
追われ続けると、まさに心を亡くして、「忙しく」働かざるを得ない状況に陥ります。
トラブル・緊急事態よ、さらば
心を亡くさないようにするためには、②「緊急ではない」が「重要」への意識が必要不可欠です。
未来への投資の部分ですね。
緊急じゃないからこそ「気がついたら全く②をしていない!」ということになってしまいます。
②の時間を捻出するためには
- ③「緊急」だが「重要ではない」を簡略化、ルーティン化する
- ③を抱え込まない、人に振れるものは振る、極論断る
- スケジュールに、先に大きな石(②)を入れて、そのあと隙間に①・③入れる(後から②を入れようとしても難しい)
がポイントです。
②に先んじて取り組むことで、①のトラブルや締切間近をなるべく発生させない
という意識が近道です。
また、自分のスケジュールを振り返って
「1ヶ月の業務のうち、①〜④それぞれが何%ずつ占めていたか」を確認していくと、よりPDCAを回しやすくなりますね。
時間に「追われる」のではなく、「従える」ために
せっかくの働き方の変化。
上手く使えば
- 時間差出勤で満員電車とは無縁になる
- テレワーク時には移動時間が削減できる
- 家族との時間が増える
- 趣味に使える時間が増える
- 生産性が上がる
などなど、人生に大きなメリットをもたらしてくれます。
生まれてこのかた、いろんなことに興味がある年頃が続いているしょとですが、やりたいことをやりたいだけできない日々に悲しみを覚えています。 (早くFIREしてもっと自由な時間を勝ち取ろう。。)
時間に支配されないために、ストレスを溜め続けないために、
「緊急ではないが重要」な、「未来への投資」を続けていきましょう。
この考えは、名著「完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]」の第3の習慣に記載があります。
ぜひこちらも参考にしてみてください。
「今日は9−15時で終わり!この後はジムで鍛えて、習い事終わりの子どもを迎えて帰ろう〜!」
これからはこういう時間の使い方をしていきたいですね。
より人生を楽しく!
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